新しい株式投資のカタチ!?かぶオプとは?
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株式投資をしていて「もっと投資戦略の幅を広げたい…もっと効率的に利益を出せないかな」と思ったことはありませんか?
今回は、そんな悩みを解決する可能性を秘めた「かぶオプ」について、初心者の方にも分かりやすく解説していきます🔰
「かぶオプ」とは、正式名称を「有価証券オプション」といい、個別の株式やETFを対象としたオプション取引のことです。
簡単に言えば、将来のある時点で、決められた価格で株を買ったり売ったりする「権利」を売買する取引です。
「権利」の売買ってどういうこと?
オプション取引は危ないっていう噂もあるけど大丈夫?
以下で、事例も含めて初心者にもわかりやすく解説していきます🔰
また、リスク管理の仕方についても説明していきます👇
かぶオプの魅力:3つの主要戦略
現物の株式取引では実現できない、「かぶオプ」独自の魅力をご紹介します✨
カバードコール戦略:株を持ちながらお小遣い稼ぎ
カバードコール戦略は、持っている株を使ってオプション料収入というお小遣いがもらえる!
現物の株式取引をしている人は、ちょっとお得な「指値売り」と言えばわかりやすいかもしれません。
✅例:1,000円の株を持っていて、1,100円で売ってもいいと思ったら、1,100円で買う権利を売ります。
✅実際どうなる?:株価が1,100円を超えなければお小遣いだけもらえて、超えたら1,100円で売れます。
メリット
●保有する株の価格変動に関わらず、定期的なオプション料収入が得られる
●株価が下がった場合でもオプション料収入により損失が軽減される
デメリット
●株価が大きく上昇した場合、その利益を逃してしまう
●株価が大幅に下落した場合、オプション料が減少する可能性がある
ターゲットバイイング戦略:狙った価格で株を購入
ターゲットバイイング戦略は、欲しい株をちょっとお得に買うための方法です。
現物の株式取引をしている人は、ちょっとお得な「指値買い」と言えばわかりやすいかもしれません。
✅例:今1,000円の株を900円で買いたい場合、900円で売る権利を売ります。
✅実際どうなる?:株価が900円より下がれば900円で買え、下がらなくても権利を売った分のオプション料収入が入ります。
メリット
●権利を売った分のお金がもらえる
●株価が上昇し狙った株が買えなくてもオプション料収入が得られ、下落しても狙った金額で株が買える
デメリット
●株価が大きく下落した場合でも設定した価格で買わなければならないので、もっと安く買えたのに!となる場合がある
●株価が上昇し続けた場合、株を購入できずオプション料収入のみとなる
プロテクティブ・プット戦略:保有株の下落リスクを軽減
プット購入戦略は、持っている株が値下がりするリスクに備える方法です。
現物の株式取引をしている人は、保険的な要素を加えた「ストップロス注文」と言えばわかりやすいかもしれません。
✅例:1,000円の株を持っていて、900円以下には下げたくない場合、900円で売る権利(プットオプション)を買います。
✅実際どうなる?:株価が900円を下回っても900円で売れる権利があるので、大きな損失を避けられます。
株価が900円以上なら、権利を使わずに株を持ち続けられます。
メリット
●株価下落時の損失を限定できる
●株価上昇時は、権利を行使せずに上昇分の利益を得られる
デメリット
●オプション料というコストがかかる
●株価が上昇した場合、支払ったオプション料が無駄になる
●オプションの期限が切れると、再度購入する必要がある
難しそう…とても初心者には無理そう…
🔰初心者の方でも「仕組みの理解」と「リスク管理」さえわかれば大丈夫💡
👇実際の事例をもっと詳しく説明していきます👇
事例で仕組みを徹底理解!
実際の事例で、もっと「かぶオプ」のイメージをつかみましょう💡
事例1: カバードコール戦略
✅前提:山田さんは、1,000円で購入したA社の株を1,100円で売りたいと考えています。
①山田さんは、A社株の「1,100円で買う権利(コールオプション)」を50円(オプション料)で売ります。
②【結果1】1ヶ月後、A社株が1,200円になった場合
●株は1,100円で売られます。
●利益: (1,100円 – 1,000円) + 50円 = 150円
【結果2】1ヶ月後、A社株が1,050円の場合
●株は売られません。
●利益: 50円(オプション料)
【結果3】1ヶ月後、A社株が900円になった場合
●株は売られません。
●損失: (1,000円 – 900円) – 50円 = -50円
(ただし、オプション料50円により損失が軽減されています)
✅結果どうなる?:この戦略では、大きな値上がり益は逃しますが、株価が上がらなくてもオプション料という収入が得られます。
また、株価が下落した場合でも、オプション料収入により損失を軽減できます。
事例2: ターゲットバイイング戦略
✅前提:佐藤さんは、現在1,000円のB社株を900円で買いたいと考えています。
①佐藤さんは、B社株の「900円で売る権利(プットオプション)」を30円で売ります。
②【結果1】1ヶ月後、B社株が850円になった場合
●株を900円で買う義務が生じます。
●実質的な購入価格: 900円 – 30円 = 870円
●市場価格との差額: 870円 – 850円 = 20円の含み損
【結果2】1ヶ月後、B社株が950円の場合
●株は買えませんが、30円のオプション料が利益として残ります。
【結果3】1ヶ月後、B社株が1100円になった場合
●株は買えませんが、30円のオプション料が利益として残ります。
✅結果どうなる?:この戦略では、狙った価格で株を買える可能性があり、買えなくてもオプション料という収入が得られます。
ただし、株価が大幅に下落した場合、より安い価格で買えた機会を逃す可能性があります。
事例3: プロテクティブ・プット戦略
✅前提:田中さんは、1,000円で購入したC社株の下落リスクを抑えたいと考えています。
①田中さんは、C社株の「900円で売る権利(プットオプション)」を40円で買います。
②【結果1】1ヶ月後、C社株が800円に下落した場合
●900円で売る権利を行使できます。
●損失: (900円 – 1,000円) – 40円 =▲ 140円
(現物取引のストップロス注文の場合、1,000円 – 800円 =▲200円)
【結果2】1ヶ月後、C社株が1,100円に上昇した場合
●権利を行使せず、株価上昇の利益を得られます。
●利益: (1,100円 – 1,000円) – 40円 = 60円
✅結果どうなる?:この戦略では、株価下落時の損失を限定しつつ、上昇時の利益も得られます。
ただし、常にオプション料分のコストがかかります。
なるほど、、ちょっとわかってきたかも!
リスク管理はどうする?
かぶオプ(株式オプション)取引は魅力的な投資手法ですが、適切なリスク管理が不可欠です。
オプション初心者にもわかりやすく、リスク管理の手法をご紹介します。
少額から始める
初めてかぶオプ取引を行う際は、少額から始めることが重要です。
●投資可能な資金の5%以下から始めましょう。(例:100万円の資金なら、5万円程度から始めます。)
●経験を積みながら徐々に取引規模を拡大していきます
少額から始めることで、万が一損失が出ても全体の資産への影響を最小限に抑えられます。
分散投資
かぶオプ取引においても、分散投資の原則は重要です。
●複数の銘柄や異なる満期日のオプションに投資しましょう
●コールとプットの両方を組み合わせて、リスクを分散させます
分散投資により、特定の銘柄や市場動向に過度に依存することを避けられます。
プロテクティブ・プット戦略と組み合わせる
保有株式の下落リスクを軽減するために、プロテクティブ・プット戦略を活用することが重要です。
●保有株式の数量の一部に対してプットオプションを購入します。
●例えば、100株保有している場合、その半分の50株分のプットを購入します。
●プットの権利行使価格は、現在の株価より10〜15%程度低い価格を選びます。
プット購入戦略を組み合わせることで、株価下落時のリスクを軽減しながら、上昇時の利益も享受できます。
証拠金管理
オプション取引では、適切な証拠金管理が非常に重要です。
●必要証拠金の120〜150%程度を預託することをおすすめします。
●例えば、必要証拠金が10万円なら、12〜15万円を預託します。
●証拠金維持率を毎日チェックし、80%を下回りそうになったら追加入金や保有ポジションの調整を検討します。
適切な証拠金管理により、追加証拠金の発生や強制決済のリスクを軽減できます。
かぶオプにおける「証拠金管理」について、以下で簡単に説明します👇🔰
「かぶオプ」における証拠金管理
カバードコール戦略
✅証拠金の有無:通常不要。保有株式が担保となります。
✅注意点:株価大幅下落時は追加証拠金の可能性があるため注意。
●例:1000円の株が700円に下がった場合、不足分を補うお金が必要に。
ターゲットバイイング戦略
✅ 証拠金の有無:必要。プットオプション売却には証拠金が必要です。
✅注意点:必要証拠金の120%以上を預託推奨。定期的に証拠金維持率をチェック。90%を下回りそうなら対応検討。
●例:最初に12万円預けて取引開始。株価が上がり必要証拠金が13万円に増加。
この時、維持率は約92%(12万円 ÷ 13万円 × 100)。
これは90%に近づいているので、1〜2万円の追加入金を検討しましょう。
プロテクティブ・プット戦略
✅証拠金の有無:不要。ただし、オプション料の支払いが必要。
✅注意点:オプション料支払いの十分な資金を確保しましょう。