「不動産クラファン」と「ソーシャルレンディング」の違い
不動産クラウドファンディングとソーシャルレンディング、
どちらも少額から始められる手軽さから、投資初心者を中心に注目を集めています。
この2つはよく似ていますが、違いはなんでしょうか？
不動産クラウドファンディングは、事業者がインターネットを通じて投資家から集めた資金を使って、実物の不動産に投資を行います。
不動産投資で得られた利益を、事業者は投資家に配ります。
事業者と投資家が一緒に１つの不動産プロジェクトを行う、というイメージです。
「投資型クラウドファンディング」とも呼ばれます。
ソーシャルレンディングとは？
ソーシャルレンディングは、事業者がインターネットを通じて投資家から集めた資金を、必要としている企業に貸出します。
投資家は、融資で得られた利息を受け取ります。
事業者が、資金を必要とする企業と投資家を仲介している、というイメージです。
「融資型クラウドファンディング」とも呼ばれます。
不動産クラファン」と「ソーシャルレンディング」の違いとは？
不動産クラウドファンディングでは、投資家のお金は不動産の購入に充てられるのに対し、ソーシャルレンディングは貸付に充てられます。
貸付した資金で借り手企業が不動産を購入するファンドもあるため、不動産クラウドファンディングと混同されがちです。しかし、借り手企業が資金をどう使うかはファンドによって異なり、不動産購入だけではありません。
また、不動産クラファンは事業者が共同出資することが多く、投資家と一緒にリスクを負っていると考えることができますが、ソーシャルレンディングは一般的に共同出資を行いません。
見分け方は？
「不動産クラファン」サイトか「ソーシャルレンディング」サイトかわからない場合、そのサイトの一番下を見てみましょう。
サイトの運営会社の情報が載っているところを確認し、「不動産特定共同事業」と書いてあるのを見つけたら、それは不動産クラウドファンディングです。
書いていない場合は、ソーシャルレンディングである可能性が高いです。
あなたの投資スタイルに合った投資を見つけよう
不動産クラウドファンディングとソーシャルレンディングは、少額から投資できるなど魅力があり、投資の選択肢を広げる上で非常に魅力的なツールです。
しかし、実際に投資する際にはそれぞれ仕組みの違いを理解し、事前調査することがかかせません。このサイトを参考に投資先の理解をして、ご自身の投資スタイルに合った投資を見つけてみてください。
